次期スタンダード環境に向けて　その1　赤単タッチ黒信心

2014年1月30日 TCG全般

赤単信心には様々なバリエーションがあります。現時点では純粋な赤単、《岩への繋ぎ止め》等のために白をタッチしたもの、《ドムリ・ラーデ》《歓楽者ゼナゴス》《霧裂きのハイドラ》等のために緑をタッチしたもの、そして白と緑両方タッチしたもの、主に見かけるのはこれぐらいでしょうか。タッチ青・タッチ黒は対応する占術ランドが登場していないため、これまで一度も見かけたことはありません。そう、これまでは…

悪意の神殿/Temple of Malice
土地　BNG, レア
悪意の神殿はタップ状態で戦場に出る。
悪意の神殿が戦場に出たとき、占術１を行う。（あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい。）
(Ｔ)：あなたのマナ・プールに(黒)か(赤)を加える。

赤黒占術ランドが登場し、タッチ黒という新たな選択肢が生まれました
試しに組んでみたのがこちら

24　土地
10《山》
4《悪意の神殿》
3《静寂の神殿》
4《血の墓所》
3《ニクスの祭殿、ニクソス》

25　クリーチャー
4《灰の盲信者》
4《凍結燃焼の奇魔》
4《炎樹族の使者》
4《ボロスの反攻者》
4《モーギスの狂信者》
1《鍛冶の神、パーフォロス》
1《殺戮の神、モーギス》
3《嵐の息吹のドラゴン》

11　スペル
4《ミジウムの迫撃砲》
3《究極の価格》
2《紅蓮の達人チャンドラ》
2《ラクドスの復活》

タッチ黒する最大のメリットは《ラクドスの復活》でしょうか。《ニクソス》からなんかいっぱいマナ出してキャスト！！最高！！！気持ちいい！！！！！
除去枠は《ミジウムの迫撃砲》と《究極の価格》。超過で撃てば大抵のデッキ相手にイージーウィンできる《ミジウム》4枚は分かりやすいとして、《究極の価格》を選んだのは《冒涜の悪魔》《ポルクラノス》《高木の巨人》といったブロッカーとして出てきたら嫌な生物を除去するためです。もちろん《波使い》も。《夜帷の死霊》《変わり谷》《幽霊議員オブゼダード》あたりは除去できませんが、前者2つは除去できなくてもこのデッキであればそれほど問題とならず、後者は他の大抵の除去でも対処できないんで諦めましょうということで
《戦慄掘り》《英雄の破滅》については前者は《波使い》を対処できず、後者は黒ダブルシンボルが厳しいということで不採用

組んでみて思ったんですが、デッキの動き自体は既存の赤単信心と殆ど変わってないです

《殺戮の神、モーギス》は未知数。役割的には《鍛冶の神、パーフォロス》と被るので枚数散らしてますが果たして強いんでしょうか。謎

あと黒マナ発生源&ボロスの反攻者をスムーズにキャストする役割に期待して《静寂の神殿》を採用してみましたが、1ターン目に《静寂の神殿》を置くと2ターン目にダブルシンボルの生物が出せず、デッキの動きがギクシャクしてしまうので微妙。かといって《ラクドスのギルド門》採用するのもなぁ…いっそ《奔放の神殿》《踏み鳴らされる地》を入れて赤単タッチ黒緑にするのも手かと