明日は飲み会、明後日と明々後日はプレリ。後半を期待するコメントが3つもあったことだし、今日のうちに終えてしまおう!ということで一気に翻訳を進めてみた。

その1はこちらhttp://riemann.diarynote.jp/201009231706441968/
元記事はこちらhttp://www.channelfireball.com/articles/getting-nassty-brewing-decks-with-scars/



青白コントロール

《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》4
《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》4
《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》3
《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》4
《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》3
《漸増爆弾》3
《マナ漏出/Mana Leak(M11)》4
《審判の日/Day of Judgment(M11)》3
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》3
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》3
《滞留者ヴェンセール》2
《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》4
《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》4
《氷河の城砦/Glacial Fortress(M11)》4
《金属海の沿岸》4
《島/Island(M11)》4
《平地/Plains(M11)》4


このデッキは本質的に、(旧環境の)ネクスト・レベル・バントと青白コントロールをミックスしたものだ。君が想像する他のあらゆるデッキよりも多くの、プレインズウォーカー、それにカードアドバンテージを獲得する手段が詰め込まれている。戦場に出たとき誘発する能力(CIP能力)はヴェンセールで、3マナ以下のカードは太陽のタイタンで、それぞれ乱用しまくれる。
太陽のタイタンで漸増爆弾を再利用すれば潜在的にロック状態となり、ゲームは一方的なものになる。爆弾はこちらの低マナ域のパーマネントも破壊してしまうが、むしろ太陽のタイタンでCIP能力を再利用するチャンス、とも捉えられる。
ヴェンセールで主に使用するのは+2能力であり、そのうち一番下の能力にまで手が届くことになる。一番下の能力を発動させてしまえば、対戦相手のパーマネントを全部除外するまで、君の呪文は全てキャントリップ持ちとなり、アドバンテージを獲得できる。
《金属海の沿岸》はこのデッキと噛み合っていない。それでも私は《セジーリの隠れ家/Sejiri Refuge(ZEN)》を使うよりかはマシと考えている。新しい2色ランドはゲームを速やかに終わらせるプランにフィットしている一方、コントロールデッキには向いていない。
他の構築プランとして、《粗石の魔道士》からのシルバーバレット戦略を組み込むプランが考えられる。《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》、各種《呪文爆弾》、《脆い彫像/Brittle Effigy(M11)》、そして《モックスのオパール》なんかが候補だ。



黒緑マナランプ
《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》4
《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》4
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》4
《堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen(ZEN)》4
《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》4
《猛り狂うベイロス/Rampaging Baloths(ZEN)》4
《砕土/Harrow(ZEN)》4
《探検/Explore(WWK)》4
《起源の波》4
《カルニの庭/Khalni Garden(WWK)》2
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》4
《惑いの迷路/Mystifying Maze(M11)》1
《ハリマーの深み/Halimar Depths(WWK)》1
《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》2
《沼/Swamp(M11)》2
《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》4
《森/Forest(M11)》8

サイドボード
《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》4


《起源の波》は並外れたカードだ。X=6でキャストすると、上陸を誘発させつつデカブツを出すことができる。普通のマナランプデッキ(訳注:赤緑ヴァラクートのことだと思う)と比較してどちらが優れたデッキなのかという問に私は答えられないが、考慮に値するアイディアだと思う。



青単コントロール

《粗石の魔道士》4
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》4
《全ては塵/All Is Dust(ROE)》4
《脆い彫像/Brittle Effigy(M11)》1
《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》1
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》4
《熔鉄の尾のマスティコア》4
《ワームとぐろエンジン》4
《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》1
《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》4
《マナ漏出/Mana Leak(M11)》4
《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple(ROE)》4
《ウギンの目/Eye of Ugin(WWK)》1
《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》4
《惑いの迷路/Mystifying Maze(M11)》1
《島/Island(M11)》15

サイドボード
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》3
《漸増爆弾》4
《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》4


《全ては塵/All Is Dust(ROE)》は顕著に価値が高くなるであろうカードの1つだ。単なる《審判の日/Day of Judgment(M11)》として見てもなかなかのカードであることはもちろんだが、このカードが最も輝く局面は、こちらの生物を生き残らせつつ、対戦相手の生物だけを戦場から退場させる、という局面だ。マスティコアかワームとぐろエンジンが戦場に出ている時に撃ちたいね。相手はサンドバッグ状態だ。
コントロールデッキ相手の場合、《粗石の魔道士》→《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》→《ウギンの目/Eye of Ugin(WWK)》→《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》と動いて、相手に回答を要求させ続けることができる。(コジレックが打ち消されたり除去される→ライブラリーに戻る→再びサーチ→「相手/(^o^)\ナンテコッタイ」)
このとても回りくどい道筋は、コントロールデッキを倒す道だ。この動きに対処する方法は限られている。地盤の際か広がりゆく海でウギンの目を封じ込めるか、さもなくば大量のカードアドバンテージを失って相手は死ぬ。


白単
《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》4
《きらめく鷹》4
《闘争の学び手/Student of Warfare(ROE)》4
《コーの決闘者/Kor Duelist(ZEN)》4
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》4
《コーの装具役/Kor Outfitter(ZEN)》4
《王の摂政、ケンバ》3
《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》4
《メムナイト》4
《モックスのオパール》2
《執念の剣/Sword of Vengeance(M11)》1
《アージェンダムの鎧》1
《肉体と精神の剣》1
《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》4
《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》4
《平地/Plains(M11)》12

サイドボード
《レオニンの裁き人》4


シンプルな白単ウィニーデッキだ。メムナイトは装備品を持たせるのに適任な野郎だ。2T目に《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》で強化して殴ることができる唯一のクリーチャーでもある。装具は《コーの決闘者/Kor Duelist(ZEN)》に付けても、とてつもなく速いスピードで勝ちに行ける。
《きらめく鷹》と《モックスのオパール》はどちらもパワフルなカードだが、アーティファクトが必要になる。
このデッキを代表する素晴らしい相互作用である《アージェンダムの鎧》+《コーの装具役/Kor Outfitter(ZEN)》は、まさにチート。
このデッキに《氷河の城砦/Glacial Fortress(M11)》や《金属海の沿岸》の助けを借りて、粗石の魔道士や《マナ漏出/Mana Leak(M11)》を入れるのも面白い。



黒単
《ナントゥーコの影/Nantuko Shade(M11)》4
《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》4
《皮裂き》4
《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》3
《闇の掌握》2
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》2
《血の署名/Sign in Blood(M11)》4
《消耗の蒸気/Consuming Vapors(ROE)》3
《精神ヘドロ/Mind Sludge(ZEN)》3
《堕落/Corrupt(M11)》2
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》4
《沼/Swamp(M11)》25


《皮裂き》は素晴らしいカードだが、黒単コントロールの救いの手となるかどうかは確信が持てない。
《闇の掌握》と《破滅の刃/Doom Blade(M11)》のどちらが優れているかについても、私は答えを見出せていない。だから2枚ずつデッキリストに入れた。
《精神ヘドロ/Mind Sludge(ZEN)》はマナランプ系のデッキに対して効果抜群だ。ヘドロのおかげで、このデッキは次期スタンの一角を担えるレベルになった。






ここで紹介されたデッキはまだテストプレイされていないので、私は10個のデッキ全てに潜在能力があると考えている。次期スタンでトップメタになるであろう赤緑ヴァラクート。そのデッキを倒す方法を考えるのは実に興味深い。
ミラディンの傷跡は秘めたる力を持っているだろう。そして次期スタン環境にどのような衝撃を与えるのか、私は好奇心を持って探求したい。


~~

翻訳は疲れるけど、自分の英文記事の理解度を高める手段として有効だし、これからもやろうと思う。

(追記)なんと先に翻訳された方がいたwww俺残念www
http://biggbo.diarynote.jp/201009230123117100/

コメント

ペンティーノ
2010年9月24日1:56

相互させていただきました。読みやすいですし、俺よりはるかにきちんと文意取れてますね。比較していろいろ気づくとこあったのでとてもありがたいです。

再リーマン
2010年9月24日12:06

>>ペンティーノさん
はじめまして。
ペンティーノさんの翻訳も読ませていただきましたが、自分はそちらの方が上手いって思いましたw

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